働き方改革とはデグレソサエティである
2030年、12年後私は40代になっているが、日本の人手不足は約650万人になるようだ。
子育てママにもどうにか在宅とかで働いてもらっても、プラス100万人。
定年退職の延長は不可欠でシニア世代にも働いてもらっても、プラス約160万人。
つまり、日本の働ける人が総動員で働いても390万人不足という事態だ。この数字はさらに膨らんで行く。
もうこれは外国人を取り込むとか業務効率化とかで解決できる話ではない。
労働力には限界があるのだから、仕事の量を減らさなければどうにもならない。
コンビニは24時間営業をやめる、山手線は10分に一本、企業の新人採用は毎年行わない、宅配の再配達には料金がかかる。
便利に慣れすぎてしまった日本人にとってはストレスかもしれないが、今後はそうした質素な社会、今よりは不便な暮らしに慣れていかなければならない。後継がいない会社の倒産も避け難いのが事実、過疎化した村と村が合併するのと同様に、会社も存続したければ合併するしかないのではないか。
参考
2030年の人手不足、644万人 パーソル研と中央大調べ:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36810010T21C18A0TJ2000/