言葉にできるは武器なるらしい

言葉に文字に残していきます何事も。いつかきっと誰かの役に立つはずだから。

転職の準備、順番、やるべきこと

▼転職の準備をはじめよう

転職を考えているあなたへ。 さて、転職したい想いを胸に何から始めればよいか。

「転職の準備」に関してお話しします。

転職において必要なものは ・情報 ・「転職したい!」という気持ち

です。 とりあえず、最低限これさえあれば大丈夫です。

情報収集 めちゃめちゃ時間をかけて精査

すぐにでも転職したいという気持ちはわかりますが、焦ってはいけません!急いで転職しても良いことないので、どうかその気持ちを抑制しつつ維持してください! なぜ急いではいけないかは下の「スケジュール」の話で書きます。

本を買うでも、リクナビ見るでもいいので、まずはじっくり情報を集めてください!転職したいあなたはきっと自己分析ができておらず、衝動買いのような気持ちで今の会社を辞めたい一心に、転職したいと思っているんではないでしょうか!?

一旦、冷静になり、自分が「なぜ」転職したいのか。今の会社では「なぜ」だめなのか。本当にダメなのか。という自問自答を繰り返す時間だと思ってください。

「転職したい!」という気持ちが大事

「なぜ」転職したいのかという「なぜなぜなぜ」の自問自答と情報収集を繰り返すうちに、「やっぱり今の会社でもう少し頑張ればどうにかなるかも」と気づくかもしれません。そんな方は、もうすこし今の持ち場で働くべきです。

実際に転職するしないは別として、転職を考えることは自分の将来を考える時間になるので、絶対に損はしません。「数年後になんとなくこんな働き方になってたいなぁ」「数年後に年収このくらいは欲しいなぁ」と考えるだけでも、じゃあそのためには直近で今どんなことをしておいた方が良いか少しずつ見えてきます。

さて、いろいろ考えてやはりそれでも、「転職したい!」という気持ちが全然薄れないアナタ! 転職活動をはじめましょうか。

リクナビマイナビ登録

簡単なところから、有名な転職サイトであるリクナビマイナビなどの登録をしましょう。ただ気をつけてください!登録するとしつこいくらいにメールが来るので、それが嫌だって言う人は、転職用に無料のメールアカウントを作ったほうがいいかもですね。

自分のプロフィールや転職したい職種・勤務地など登録すると、その条件にあった情報がたくさん見れます。ただ、ここでも気をつけて欲しいのですが、「給料がよい!」とか「今の会社より福利厚生がよい」とか「残業なし!」とかの誘い文句に、簡単に乗っからないで!

「なぜ」自分が転職したかったのかという自問自答を思い出して、考えに考えを重ねてください!

転職サイトを気長に何週間、何ヶ月も眺めていると、いっつも求人を出している企業があることに気づきます。人材派遣などがよく見受けられます(まぁ私個人的な感覚ですが。。。)

いっつも求人を出しているということは「応募が全然こない」or「常に人不足な企業」つまり「辞める人が多い会社」ということが考えられます。どちらにせよ印象よくないですよね。。。

目標を立てよう!

自分の中のルールを決めましょう。「今年中に転職する」でも「応募するのは3社以内で決める!」でもなんでも良いですが、現実見がある目標にしてください。

「今月中に転職先を決めるとか」「数打ちゃ当たる戦法で20社受けてみる」とか無理がある目標では役に立ちません。学生の就職だったら、数打ちゃ戦法でもよいのですが、社会人になってからだと印象が悪いです。それに、今の仕事をしてる以上、自由に時間を取りづらいはずですから。

スケジュールについて

現実のあるスケジュールはお尻から考えてみましょう。

転職したい人の盲点が「有給休暇消化」と「賞与」です! これを考えてスケジュールも考えてたほうが絶対にお得です! 数年働いている人だったら、1,2ヶ月分くらいの有休はあるんじゃないでしょうか。

使わずに辞めるにはモッタイナスギマス! 給料もらえて且つ大学生の夏休みがもらえるんですよ! 転職する人の特権です!この機会を逃すと定年退職するか起業するかワケあって無職になるか、でしかこんなチャンスないのです!

ボーナスも同様!ボーナスは頑張って働いたことに対する報酬ですから、ボーナスをもらえる1ヶ月前とかに転職するのは大失敗です。むしろ貰って当然なお金なんですから貰えるものは貰いましょうよw

あと、たいていの企業では、少なくとも辞める1か月前までには上司に告げることになっていたります。でもボーナスも有休も貰ってから転職したいあなたは、そんなギリギリを攻めるのではなく、3ヶ月前、6ヶ月前に上司に告げるようにしましょう!その方が、いろいろと貰いやすいですし、上司も早めに言ってもらったほうが体制を作りやすいです。

▼いざ転職活動!

納得のいく志望動機を考える

自分が「なぜ」転職したいのか、じっくり考えましたでしょうか?

はい。じゃぁその理由を今度は客観的に見てみましょう。 志望動機は無理して取り繕うまではしなくてもいいですが、第三者が聞いてある程度納得してくれるように話す(書く)必要があります!「今のお給料よりも良くなるから」という正直な意見はもっともなんデスガ、ワンクッションおいて「頑張っても頑張らなくても同じ給料ということが嫌なんです!」とか(←ゴメンナサイ全然良い例になってないですねw)前者のセリフよりはやる気が感じれますよね。 最終的には面接官を納得させないといけない訳ですから、転職をしないとダメな理由・自分の考え・やる気をうまく表現しましょう。

証明写真は1度きりだと言い聞かせる

経歴書を書こう!と思った時に必要になるのが証明写真。コンビニの前とかにある700円くらいで撮れるやつ。数分で撮れるので時間があるときに撮りに行っておきましょう!そして、心の中で「6枚あるけど2枚で決めてやる!」と言っておきましょう。気持ちが大事なんです!

面接で答えることを固める

必要であれば本命を受ける前に練習として面接を受けておくのは1つの手です。なぜなら面接なんてもう長年受けてないから雰囲気とか緊張感とか慣れといたほうがいい!まぁそりゃそうですねw 聞かれることなんて大体相場が決まってます。「なんで転職しようと思ったの?」「給料はこれくらいでも大丈夫?」「残業は大丈夫?」まぁググればいくらでも出てくるので、質問される内容は転職サイトとかでも見てください。

「転職するまでは誰にも言わない

うまく辞めるためのコツがこれ!内定がもらえてたとしても言う順番というものがあるので黙っててください。ほかにも「会社やだなー」「こんな会社。。。」とか今の会社に対する愚痴をこぼすのもNGです!あと「転職活動中なんだ今」とか言ったらそれはもう自爆ですw噂というのはすぐに広まりますし、内定も決まってない状態で、その噂が上司の耳にでも入ったら結構気まずいです。しまいには「あの人辞めようとしているらしいよ」ってことになったら会社にいずらくていずらくて。。。ということになりかねません。注意しましょう!!

▼転職が決まったら

まず上司に報告

この時点でまだ富士山で言う7号目くらいです。つまりここからがとても大事です。 辞める時期も決めているあなたは、なるべく早くに上司(たいてい課長)に報告しましょう!課長よりも先に親しい先輩とか同僚に言うのは控えたほうがいいです。ものには順番というものがありますから。「絶対にまだ誰にも言わないで!」といって聞いてくれる親しい人なら問題ないですけどね。 あと、報告したときに「考え直してみないか、どうしてうちの会社じゃダメなんだ!?」と引き止めらるかもしれません!そこで迷っているような素振りを見せずに断固、硬い意思を持って決めたことを表明しましょう! 言い出すのは勇気がいりますが、言わないことには辞められないので、課長の周りにあまり人がいない時を狙って行って「折り入って相談したいことがあるんですが、時間ありますか?」と聞けば、課長もそれを察してくれて「いいよ、会議室で話そうか」といってスムーズにいくでしょう。

仕事の引き継ぎ期間を設ける

上司はあなたの転職を聞いたら、さらに上の部長とか、他にも総務とかにも連絡しなくてはならないし、あなたの後任を決めなくてはいけなかったりするので、その辺も考慮してあげて早めに言っておくと良いでしょう。後任が決まれば仕事の引き継ぎも しなければならない事を覚えておきましょう!

今の会社の悪口は絶対言わない

辞めるまでも、辞めてからも、これだけは絶対にやっちゃダメです!発言した悪口はどこをどう広まって行くか分かりません!世間は意外にも狭いものです。めぐりめぐって自分に戻ってきます。本当に気をつけないと今後のあなたの人間関係にも関わってくることですので、肝に銘じておくように!

言うべき時が来たらハッキリ言う

上司に報告したあと、どこかのタイミングで公式に上司から(あるいは自分から)周りの人たちに周知する時がきます。その時に備えて、「◯月◯日いっぱいで辞めます」と言う心の準備をしておきましょう。言われた側は寝耳に水だし、送別会もやらなきゃとか考えるので、そこも察して遅すぎるタイミングは避けてください。

責任をもって残ってる仕事をやりきる

円満退社をし、その後も良い人間関係を維持するためのコツがこれです!これをキチッと終われればお互いに気持ち良く送別会ができますね!頑張りましょう!まぁどうしてもやりきれない場合でも、あなたがちゃんと頑張ってるのを見ている人がいるので、努力は必ず報われるでしょう!たまにいるのが、もう辞めることが決定しているからと、まるで消化試合かのように過ごす人。正直そんな人の送別会はしたくないですよね。

お世話になった人たちへの挨拶を忘れない

遂にラストスパート!今まで関係した方々への挨拶回り。もしあなたが営業のような職種なら、よくしてもらっているお客様のところへ上司と一緒に挨拶回りに行かなければならないでしょう。営業でなくても仲の良い得意先などあれば行くかもしれません。 その後は社内でお世話になったあっちの先輩、こっちの先輩、人の数だけ送別会があると思っておいたほうがいいです! ただ正直関係者が多すぎます。とてもじゃないけど全員丁寧に回っている時間なんてない。最終的に会えなかった関係者・お世話になった人にはメールのご挨拶となることが多いです。

ってことで、とにもかくにも、言い残したことがないように!後悔がないように!退職しましょう!

▼コラム

転職時期と住民税の話

転職した後に税金のことでちょっと困った話をします

とにもかくにも転職を決めた私は、会社の寮に入っていたため引越が必要でした

12月退職、1月入社だったのでクリスマスの夜に1人引越ししたことを今でも鮮明に覚えています泣

肝心なのはココカラ

【住民税の一括請求が来る!】 ここで一つ住民税の知識。 まず住民税が引かれ始めるのは6月からです。6月から翌年5月までという周期です。 引かれる金額は前年の1月から12月に得た所得が元に計算されます。 つまり、「今年の1月から12月」の所得が、「来年6月から再来年5月」に支払う金額に影響する!ということ! なんでこんな分かりズラいことしたんですかねー

で、転職のとき 【1月〜5月31日までに退職した場合】 退職した月から5月分までの住民税を一括で支払う。

【6月〜12月31日までに退職した場合】 翌年の5月分までの住民税を一括で支払も可能だし、分割で支払も可能。

というトラップがあります! ちなみに私は年末の12/31付けで退職したので、分割を選択する権利があったようですが、 区役所から一括請求書が送られてきて、「5ヶ月分一括支払」しないといけないのかと思い、なくなく10万円をコンビニで収めました(泣)

お金の問題は事前に知っておくべきですね!!